女性の体はとてもデリケート。
そして男性に比べて、女性の体はむくみやすいといわれます。むくみはホルモンにも関係するからです。

月経前症候群(PMS )の不快症状の多くも、むくみが原因といわれるのはこのため。これは排卵後に急激に増える黄体ホルモン(プロゲステロン)が体に水分をため込む性質があるからです。まず生理の10日ほど前(排卵後)から黄体ホルモンが上昇し始めると、体内に水分を溜め込もうと働きます。特にお腹に水分がたまりやすくなるので、この影響で、腸の働きが弱まって、便秘になりやすくなります。

このような黄体ホルモンの働きで代謝機能が低下するので、水分代謝も悪くなるわけです。また、糖代謝が悪くなって、血糖値が下がりやすくなることも。生理前になると無性に甘いものが食べたくなる・・・というのもこのせいだといわれています。

でもこの時期のむくみや便秘は、ホルモンによる自然なことで、一時的なもの。だから体がむくんだからといって気にする必要はありません。代謝が悪くなって、太りやすくなるし、体もだるいなどの症状が出るので、心配してしまいがちですが、「女性なら誰にでも起こること」と思って気にしすぎないことです。むくみを気にするあまり、それがストレスとなって、自律神経を乱してしまい、血行が悪くなってさらにむくんでしまってはやりきれません。

月経が始まると、むくみはなくなるのが普通です。でももし、ひどくむくむようであれば、女性ホルモンの影響のほか、栄養不足、運動不足などほかにも原因がある可能性もあります。普段からこうした状態が続いていると、体はむくみやすくなるので、女性ホルモンの変動で、さらにむくみに拍車がかかってしまっているのかもしれません。

この時期に必要なのは、体を冷やさないマッサージをしてむくみをとったり、食事のバランスをきちんととることです。月経前症候群(PMS )では、むくみや便秘以外にも、ニキビや肩こりといった身体的不快症状だけでなく、イライラや落ち込みといった心の乱れも生じやすいので、少しくらいむくんでも太ってもあまり気にせず、リラックスして過ごすことです。

Page 1 of 2